俳優の菅田将暉(30)が13日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)にゲスト出演。声優として参加したアニメーション映画「君たちはどう生きるか」の製作現場で感じた宮崎駿監督(82)とプロデューサーの鈴木敏夫氏(75)の絆について語った。
2012年10月からスタートした同番組は今月で終了が決定。菅田は最初の出演となった2015年3月の放送からこれまで6回出演。さまざまな節目に登場しており、その“付き合い”は8年となる。この日は「すだまとTOKIO大いに語ろうスペシャル」と題し、TOKIOのメンバーと4人で語り合う形式となった。
50年後の2073年、80歳になった自身の理想について「古着屋を経営していたい。年1本、映画に出ていたい」と語った。「最後みたいなことを想像したときに、どんな居場所がいいかなとかを考えた時に、好きな洋服があって、ちょっと動物とかいて、みたいな景色がちょっと(浮かんだ。あとは)家族と、って想像しましたね」と明かした。
松岡昌宏は「今の70代の方、80代の方と話をしていて勉強になるのは“俺なんかいつ迎えに来てもいいから”ていう腹の据わり方」と話すと、菅田は「これ、使えるかわからないですけど」と前置きした上で「この間、ジブリの作品でお世話になった時に」と「君たちはどう生きるか」の製作現場でのエピソードを振り返った。
「(宮崎)駿さんと鈴木敏夫さんの会話がまさにそんな感じで」とし「あの企画がたぶん10年弱前から動いてて、“完成しそうだな、生きてて”みたいな会話を笑いながらしてて“お前まだ生きてんのか”みたいなテンションでしゃべってるんですよ。凄い領域だなって」と感心。「たぶんきっと次も撮るでしょうし」とも語った。