俳優の草なぎ剛(48)が23日放送の読売テレビ「草なぎやすとものうさぎとかめ」で、ゲストとして登場したミュージシャンへの憧れを熱弁。興奮状態で暴走し「(話が)止まんないのよ」と苦笑いした。
珍しくコーナーの進行を担った草なぎはゲストとして、シンガー・ソングライター斉藤和義を呼び込んだ。斉藤を敬愛したきっかけについて「大杉漣さんに中野サンプラザの和義さんの公演に連れて行ってもらって…10年前ぐらいのちょうどギターを始めたころで。今までお仕事したことあったのに、自分がギターを始めたことで、なんかすごい響いてきて。衝撃受けましたよ」と、振り返った。以来、大ファンだという。
同番組では、お笑いコンビ「オズワルド」の畠中悠が番組のための曲を制作中。進行状況を説明するため、何も知らずに登場した2人は斉藤に驚き、後ずさりした。制作中の自作曲を斉藤に披露することになった畠中悠は「こんな機会ないんですよ…ちゃんと弾けるかな…」とド緊張。ギターを始めて数年で訪れた“神シチュエーション”に、相方・伊藤俊介は「こいつ、M―1前に芸人やめるぞ…えぐいな、おまえ」と思わずもらした。
弾き語りを静かに聴いた斉藤は「歌詞がすごい。社会派だね」と褒め、斉藤がイントロにアレンジを加えると、楽曲の完成度が一気に向上。「レコーディングする日が来たら、ちゃんと行きますよ」とまさかの協力も約束した。大好きなミュージシャンを“横取り”された気分?の草なぎは「おまえズルいな!なんで畠中くんが作ったやつをさ、和義さんが来てやるのよ!」とジェラシーを爆発させた。その後、番組のテーマ曲「ウサギとカメ」を弾き語りで共演し、溜飲を下げていた。