俳優の勝野洋(74)、タレントのキャシー中島(71)夫妻の長男で手芸家の洋輔(39)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。芸能一家に生まれてプレッシャーを感じていた過去や転機について語った。
司会の黒柳徹子が「洋輔さんは、パリの刺しゅう学校に留学なさった」と紹介すると、洋輔は「オートクチュールの刺しゅうの学校に留学したんですけど、生まれて初めて学業に本当に没頭した感じで」と振り返った。
刺しゅうの学校と同時に語学学校にも通っていたといい、フランス語については「ベースは勉強したんですけど、あとはホームパーティーでフランス語を覚えました」と回顧。様々な国の人と触れ合うことで「いろんな文化を知る機会にもなりましたし、生まれて初めて僕自身を見てくれたというかっていうのも」感じたと話した。
日本にいた時は「どうしても勝野洋とキャシー中島の息子って見られることが凄く多くて。多分他の人は見てないのかもしれないですけど、僕の問題でそう見られてるだろうなっていう意識が凄い強かったんですよね」と洋輔。
「もっとちゃんとしなきゃいけない、もっとしっかりしないと両親に迷惑がかかっちゃうっていうプレッシャーを常に自分に与えてたんですけど、ただフランスに行った時に僕自身をみんな見てくれてるっていうことが」「みんな両親のこと知らないんで、洋輔を見てくれてたんですよね」と回顧した。
「それがね、凄く大事な経験だったというか。知らない世界を本当に学んだなっていう感じがしましたね。本当にいい経験でしたね」と明かした。
両親は頻繁に会いに来たといい、「夏休み、冬休みとかに会いにくるのは分かるんですけれども、合間も来るんで一年に4、5回は来てて」「凄く寂しかったみたいで」と話した。