花江夏樹が1シーンで二役を演じ分け、冷たい声色が不気味に響く<サマータイムレンダ>

アニメ「サマータイムレンダ」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか) の第19話が8月18日に放送された。前回の戦いで、“影”潮を失い、自身も殺されて8週目のループとなった慎平。そこでは“影”慎平が登場し、花江夏樹の2役の演技が冴えわたった。(以下、ネタバレがあります)

■“影”潮を失い、慎平たちが危機を迎える

同作は漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年まで連載され、累計1億3000万PVを獲得した田中靖規による同名漫画が原作。主人公の慎平が幼なじみ・潮の死をきっかけに、生まれ故郷である和歌山県の離島・日都ヶ島に伝わる謎の存在“影”と死闘を繰り広げ、真相を解き明かしていく。全25話、2クールかけて物語を完結まで描く。

主人公・網代慎平の声を花江夏樹、海難事故で命を落として“影”となった慎平の幼なじみ・小舟潮を永瀬アンナ、潮の妹・澪を白砂沙帆、14年ぶりに島に戻って来た女性・南方ひづるを日笠陽子、猟師・根津を浦山迅、慎平の親友・菱形窓を小野賢章、窓の妹・朱鷺子を河瀬茉希が務める。

TOKYO MX、BS11、カンテレ、九州朝日放送、アニマックス、J:テレでの放送の他、ディズニープラスにて見放題独占配信中だ。

第19話は、“影”潮を失った慎平たちが絶望的状況のなか、雁切=シデ(CV:小西克幸)とハイネ(CV:久野美咲)が新たな動きを見せる。慎平からの連絡により、“影”潮の死を知った澪とひづるは、慎平が指定する合流地点へとそれぞれ向かった。

■ハイネたちの策略で慎平の仲間たちが二手に分かれてしまう

8週目のループは、“影”潮を失ったばかりでなく、起点の日にちも遅くなり、慎平は崖っぷちに。

そして、仲間たちは二手に分かれることになるのだが、それはハイネの策。連絡をしたのは、ハイネが変身した“影”慎平“だったのだ。ハイネは3週目に慎平をコピーした状態で、追いかけてきていた。

■花江夏樹が声色を変えて2役熱演!

“影”慎平は慎平に「よぉ、俺」と電話をかけ、ひづるや根津たちは離れ小島の虎島に、澪と窓はアランの畑に呼び出したことを明かした。

ハイネがふんしている“影”慎平と、絶望的状況に苦悩する慎平。“影”慎平の声には、悪の響きが宿り、演じる花江の見事な使い分けだった。

視聴者からも「ハイネが中にいる慎平、冷たさが違うんだよ」「コピーされてた花江さんの演技が鳥肌もの」といった感想があがった。

本物の慎平は、どちらを助けに行くべきか必死に考える。そのころ、アランの畑では澪たちが雁切と出会い、虎島ではひづるが“影”慎平を見抜きつつ、もう一人の雁切=シデと死闘の真っただ中に。

「せんかったことを悔やむくらいなら、したことを後悔する」という慎平の思いはどちらへ向かうのか、ドキドキの状態が続く。

◆文=ザテレビジョンアニメ部

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