お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二（45）と又吉直樹（43）が15日、東京・ラフォーレミュージアム原宿で、コンビとしては6年ぶりとなるトークライブ「ピーストークライブ〜本とアメリカ〜」を開催した。
ピースは2003年に結成。10年の「キングオブコント」で準優勝、同年の「M―1グランプリ」で4位になるなど人気コンビに成長。又吉は15年に小説「火花」で「第153回芥川龍之介賞」を受賞し、作家としても活動。綾部もバラエティー番組に引っ張りだこになるなど活躍していたが、17年に米国に活動拠点を移した。
トークライブは、6年前の17年10月11日の綾部が米国へ旅立つ日の2人の感動の映像からスタート。6年間の綾部、又吉の日々を描いたオープニング映像に観客の熱気も高まっていく。「本の登場です」のナレーションとともに又吉が壇上に上がり、続いて「アメリカの登場です」のナレーションで綾部が客席から登場した。綾部は米国国旗を手に、自身のために作られた曲でノリノリの様子。
綾部が渡米する際「次に再会する時は舞台の上で」という約束を交わしていた2人。舞台上で再会し、2人がハグをするシーンには観客からも歓声が上がった。6年ぶりの再会のはずだったが、綾部は「実は又吉は一回ニューヨークに来ちゃってるんだよ」と告白。約束を意図せずも破ることになってしまった又吉渡米時の2人のエピソードも披露。
終盤には、何も知らない綾部に対して又吉考案のコーナー企画「又吉が選ぶ！好きな綾部の写真ベスト 5」も行われた。綾部は何も知らないながら、丁寧にそれぞれのポージングを解説。本とアメリカを愛する2人のトークライブは2時間30分で大盛況のうちに終了した。
