能登半島地震の被災地となった石川県珠洲市で6日午後8時すぎ、倒壊した民家から女性が救出された。1日午後4時すぎの地震発生から丸5日以上、約124時間後の救出となった。女性は現在、治療を受けている。
土砂崩れや崩落で道路が寸断されるなど、救助活動が各地で困難を極める中での救出劇だった。ニュースが伝わると、SNSには「女性救出」「石川・珠洲の民家」と関連ワードがトレンド上位に進出した。
女性や救出に携わった人に対しては、「こんな寒い中、まだ一生懸命救助してくれてる人がいるんだね。諦めずに頑張ってる人もいるんだね」「120時間ぶりに救出か。すごい生命力だ無事回復していただきたい」「5日ぶりだよ。すごい。無事に回復してほしい」。女性は高齢で、90代とも伝えられており、「スーパーばあちゃんすっげ!良かったな!」と、称賛する声が数多く上がった。
災害発生から72時間を経過すると、救命の可能性が大きく下がる“72時間の壁”が伝えられていた。女性はそれを大きく超える時間、倒壊した建物の下敷きになりながら救出を待ち続けていた。SNSには「72時間伝説なんてない人間の生命力凄い」「72時間の壁を越えられた強さを祝福したい」「72時間をゆうに超えて、よくぞご無事で…」と感動の投稿も寄せられた。


