日本将棋連盟会長の羽生善治九段(53)が28日放送のABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に出演し、藤井聡太8冠(21)との“違い”について語る場面があった。
「羽生善治と藤井聡太 天才2人の違いは?」というトピックスに。そこで羽生は「世代とか年代によって感覚は違っていて。たとえば世代がちがうと、言葉遣いも変わってきますよね。意味は通じるけど、こういう表現はしないとか。そういうものと似たようなことが将棋でも起こっていて」とコメントする。
また「ルールは同じなんだけど、自分はこういう発想はしないとか。こういう手が好みだとか。そういうのが微妙に違うんですよね。それを詰めていかないと、なかなか新しい人の感覚は取り入れられないんですよ。勉強してきた背景とか、知識の違いもあって」とも。
「羽生先生と上の世代でも違いはありましたか?」と質問されると「ちょっとずつ違いますね。まったく違うわけではないんですけど」と答えていた。

