吉本新喜劇座員総選挙の上位25人と、じゃんけんを勝ち抜いた5人が出演した「吉本新喜劇まつり 〜選ばれし30名の座員たち〜」が8日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催された。
6〜8月にネット投票が実施され、「いぃよぉ〜」のギャグで人気のアキが2連覇を達成し主演。旅館を舞台に、アキ子として、すっちー演じるすち子と絶妙な掛け合いで盛り上げた。アキは「感動しました。すっちーのキャラとやりたいなっていうのは、ずっと頭の中にあったので、この機会にやらせていただこうと。とても新鮮で、一歩進めたすごく意味のある祭りでした」と振り返った。すっちーは「お祭りで、普段これだけ集まることがないので結構ムチャクチャになりましたけど、それが楽しかったです。キメごともあったけど、その場のノリに乗っかった」と満足そうな笑みを浮かべた。
ゼネラルマネジャーの間寛平がプロデュースした「秘蔵っ子」がオープニングアクトを務めるなど、入賞を逃した座員も前説や劇場スタッフを担当して公演をバックアップした。2年目となる総選挙選抜公演に、寛平GMは「昨日の夜にちょっと稽古しただけ。どうなるかなと心配してたけど、立派やね」と手応え十分。今年5月にアキと、吉田裕が新座長に就任後、初めて4座長がそろった公演に、2位の千葉公平は「4座長そろった景色は良かったです。アドリブのやり合いも目の前で見てステキだなって」と感激。また新喜劇の良さについても「ミスとかセリフが飛んだ時に、回りが絶対に助けてくれるんですよ。新喜劇ってあったかい」と笑った。