女優綾瀬はるか(38)が8月14日、TBS系のニュース番組「news23」(月曜〜木曜午後11時、金曜午後11時58分)の特別企画「“綾瀬はるか『戦争』を聞く”〜ひまわりの願い〜」に出演。現在も先の見えないロシアの侵攻によるウクライナでの戦争の現実をウクライナの避難民から聞く。
綾瀬は2010年から「news23」で特別企画として戦争体験者の声に耳を傾けてきた。これまでは過去の戦争体験を聞くことが多かったが、今回はウクライナの現実にフォーカス。2400人以上のウクライナ避難民が暮らす日本で、避難民を支援する交流センターで今も続く戦争の現実に耳を傾けた。
ロシア軍による民間人の虐殺があったブチャの近くから避難したガンナさんは綾瀬に「見つかれば殺される」という恐怖を語った。ハルキウから逃れたマリアさんは日本語を勉強する学生だったが、ミサイル攻撃におびえる毎日を過ごしたという。
綾瀬は放送を前に「平和な日本で、何げなく耳にする音も戦禍を経験された方々には強い不安や恐怖を感じる音になります。ある日突然平和な日常が奪われてしまうこと、耳を傾けていただいて、想像するきっかけになることを願っています」とコメントを寄せた。