バブル到来を1年前に予想していたことでも知られる経済評論家の岩本さゆみさんが10日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜午前5時)にゲスト出演した。
青学大大学院国際政治経済学科修士課修了後、日・米・加・豪の金融機関でバイス・プレジデントとしてトレーディング業務に従事。金融機関専門誌「ユーロマネー」誌のアンケートで為替予測部門の優秀ディーラーにも選出され、7月4日には大阪経済大の理事に就任した。
ご主人の実家は京都・太秦で「お好み焼 いわもと」を営んでいる。今まで電話での出演はあったが、この日が初めての生スタジオとなった。
パーソナリティーの生島ヒロシ(72)が「今日はスタジオにですね。経済を分かりやすく説明してくださいます。京都から岩本さんにお越しをいただきました。値段は手頃で、味はおいしいお好み焼き屋さん。看板娘さんがステキで! どうですか、暑いですか」と紹介。
岩本さんはノートパソコンを持参し「そうなんです。義理の母でございますが…。もう暑いです。鉄板焼きなので、さらに暑いです」と“お好み焼き談議”から番組がスタートした。
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)と少額投資非課税制度NISA(ニーサ)の基本的な考え方とメリット、制度の違いをかみ砕いて説明。来年から始まる新NISAについて言及した。
他に「プライマリーバランス」やカフェの倒産問題、さらにはエンディングで「米国バイデン大統領が先端半導体やAI、量子技術を対象に軍事転用の恐れがあり国家の安全保障上のリスクがある分野で、中国への投資を禁止する大統領令に署名した」という最新情報も伝えた。