細野敦弁護士、松本人志の第1回口頭弁論は松本側と文春側の「小競り合いみたいなもの」

元東京高裁判事で弁護士の細野敦氏(59)が31日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。ダウンタウン松本人志(60)が「週刊文春」の発行元文藝春秋らを相手に起こした民事訴訟の第1回口頭弁論(28日、東京地裁)についてコメントした。

松本は出廷せず、双方の代理人弁護士が準備書面などを提出し、5分弱で終了。文春側は松本側に「ホテルでA子さん、B子さんと酒席を共にしたこと」「性的行為を行ったこと」「性的行為にどうがなかったこと」のどれが事実ではないのか明確化することを求めたのに対し、松本側は文春側に報道記事内で性行為を強要されたと訴えた「A子」「B子」の女性2人らの特定を要望していることなどが明らかになった。

細野氏は文春側の主張について「もともと訴状では松本さんが明らかにしていなかった事項。求めるのは当然だけど、松本さん側が明らかにするとイメージが世間的に良くない。だからあえて戦略的に隠しておきたかったのにそこを求められたということで、文春側の嫌がらせ的な面は多少あるかな」と分析した。

一方で女性の特定を要望する松本側の主張については、メディアが持つ取材源秘匿の権利を挙げ「法律家であれば『A子さん、B子さん、取材源を明らかにせよ』ということ自体が異常事態、ありえないこと」とし、「文春から『こういう事項を明らかにせよ』と言われたことに対して、松本さん側も『じゃあA子さん、B子さんって誰なの?』と嫌がらせで返したと。小競り合いみたいなものがされている状況かな」と話した。

改めて松本側の主張については「文春側が取材源秘匿の権利を持っていることからすると、非常識な主張になってしまう。自分が持っている記憶の範囲で、記憶がないならないでいいということになるので、あえて求めることまでは普通はしない」と述べた。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる