元JRA騎手で競馬評論家の細江純子氏(48)が、16日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜後10・00)に出演し、騎手の知られざる日常を明かした。
この日は各業界からゲストが出演し、業界のルールなどを披露。細江氏は「競馬は減量ですね。決められた負担重量で騎乗しないといけないので、常に減量との戦いになりますね」と解説した。
騎手は小柄の人が多いが、その中でもトップジョッキーの武豊は170センチと比較的長身。細江氏は「武豊さん、170センチあるんですよ。たぶん裸で53キロとかじゃないかな」と、その細身ぶりを推測した。
体重を落とすため、一般にはあまり知られていない施設があるという。「調整ルームというのがあって、すごく特殊なお風呂が設置されているんですね、各競馬場に」。番組では、その調整ルームの写真が紹介された。
シャワーが備え付けられた洗い場に湯船と、一見は普通の銭湯と変わらない様子だが、細江氏によると、実は床下に秘密があるという。「一見、見ると普通のお風呂なんですけど、実は床の下に高温の鉄パイプが敷かれていて、湯煙でサウナ状態になっているんです、ミストで。入るだけでも汗が出てくるようなシステムになっていて」。それでも体重を落とせない場合は、「もっと汗を出したい方は、もっと高温の部屋があるので、ここに入って常に体重を落としていますね」という。
体重を落とせずに乗れないと、騎乗停止などの処分が科されるため、騎手も必死。細江氏は「4、5時間いる人もいるんで、しんどいので、漫画とか持って行くんですよね。漫画をサウナ室で見ている」と明かした。さらに「本棚もあるんですけど、汗と水蒸気で、漫画が(ぐちゃぐちゃに)なっちゃうんで、川に落ちてたエロ本みたいに…」と、まさかの発言でスタジオを爆笑に包んでいた。