NHKの小田切千アナウンサー(54)が20日、ラジオ第2「アナウンサー百年百話」(水曜後10・0)公式サイトで第57回(2006年)と第58回(07年)のラジオ実況を担当し、その後もラジオチームをサポートし続けている、大みそかのNHK紅白歌合戦を振り返った。
小田切アナは「みずから実況した回で印象的なのは、第57回、鳥羽一郎さんの『兄弟船』。なんと、鳥羽さんが、リハーサルとは全く違う衣装で登場! 漁師風の衣装に気づき、2〜3秒くらいの隙間をねらって『白のねじり鉢巻き!』と実況しました。このコメントをとっさに入れられたことが、ラジオで実況する意味を体感した経験になりました」と明かしていた。
小田切アナは神奈川県出身で1994年にNHKに入局。長崎局、大阪局、東京アナウンス室、水戸局を経て2006年から2度目の東京アナウンス室勤務に。3月まで「のど自慢」で約10年間、司会を務めた。大阪局に異動した高瀬耕造アナ(47)の後任として4月から「ニュースLIVE!ゆう5時」(月〜木曜後5・0)を担当している。