女性芸人の日本一を決める「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」で優勝した、お笑いコンビ「紅しょうが」の稲田美紀と熊元プロレスが27日、よしもとアカデミー東京校で特別授業を行った。
優勝後の凱旋(がいせん)授業となった2人は、生徒から大会でコントを選んだ理由について聞かれた。熊元は「去年からコントをやり始めた。今年1番うけるネタ2本がコントだった。好きなネタだったということもあるが、コントの方が仕上がっていた」と舞台裏を明かした。
ネタの作り方についても質問が飛び、稲田は「コンビ組み立てのころは、ずっと熊元さんの家に行って、漫画や恋愛の話して。とにかく会っていた。ネタ合わせの時間は少なかったかな。雑談から生まれるネタもあるので」。熊元は「ネタ作りだけに集中してガッとネタ作れるコンビは格好いいとと思うけど、ネタの作り方はコンビによって違うので、合ったやり方を見つけてほしい」と親身に回答した。
授業後に取材に応じた稲田は「もっと生徒さんはとがっていて、にらみを利かせてくると思っていたら、みんな優勝おめでとうと言ってくれて」と満足顔。熊元も「ずっと教えてもらう立場で、何かを教えられる身分ではないが、とにかく笑ってくれて良かった。1個でもためになってくれたら。最後は熱くなってしまいました」と充実した表情だった。