米有名ラッパー 楽曲無断サンプルで作曲者に毎日65万円支払う

 ラッパーのショーン“ディディ”コムズは、『見つめていたい』を許可を得ずにサンプリングしたことで、スティングに毎日5000ドル(約65万円)を支払っているそうだ。1983年発表されたポリスの名曲を、自身の1997年のヒット曲『アイル・ビー・ミッシング・ユー』でサンプリングしたことで現在もスティングに大金を支払っているという。

 ディディは、無断サンプリングをしたことでスティングに1日2000ドル(約26万円)を支払っているとしたツイッター投稿に反応するかたちで「いや、1日5000ドルだ。僕のブラザー、スティングに愛を贈る」と額面を明らかにした。

 また2018年のスティングのインタビュー画像がネットjで再浮上しており、その中でスティングは、同曲がリリースされた後にディディが許可を求めてきたとした上で「僕達は、今はとても良い友達だ。あの曲の美しいバージョンだった」と語っている。

 ポリスの『見つめていたい』のサンプリングを基にしたディディの同ヒット曲は、1997年3月に24歳で殺害されたラッパー、ノートリアス・B.I.G.に捧げたもので、ノートリアスの未亡人で歌手のフェイス・エヴァンスも参加していた。

 一方でディディは、ノートリアスがロサンゼルスで銃弾に倒れてから26年目を迎えた先月、「史上最高のラッパー」と故人を称えるメッセージをツイッターに投稿していた。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)

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