米寿を迎えた中村メイコ、久々歌声響かせ「帰ったら離婚されるわ」

 芸歴86年を誇る女優の中村メイコ(88)が17日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで行われた日本歌手協会創立60周年記念「歌の祭典2022」で司会を務め、自身の代表曲「田舎のバス」(1955年)を久しぶりにステージで歌った。

 今月13日に米寿を迎えたばかりの中村は、6年ぶりに同コンサートの司会で登場。2歳の時に天才子役としてデビューし、長年にわたり映画やテレビなどで活躍してきたが、57年に夫で作曲家の神津善行さん(90)と結婚した際に「仕事はやめなさんな。ただ僕は作曲家だから歌だけは恥ずかしいのでやめてくれ」と言われていたという。共に司会を務めた合田道人(60)から「聞きたいな」と促されると、はつらつとした声で「田舎のバス」を歌い、「知らないわよ。今夜帰ったら離婚されるわ」と照れ笑いを見せた。

 コンサートでは芸能界の生き字引として、様々なスターとのエピソードも披露。中村美律子が美空ひばりさんの「哀愁波止場」を歌うと涙を流し「あの人の歌はいつ聴いても涙が止まりませんね。いつも威張ってた風に思われてるけど、本当は笑い上戸で私は“ゲラ子さん”って呼んでたの。友達って死なれてみると、つらいもんですね」と語った。

 また多くの映画で共演し、今年3月に死去した宝田明さんについて「おタカが突然亡くなってね。よく青春映画でご一緒しましたけど、背が高いからラブシーンが大変でした。公私ともに二枚目でしたね」と振り返った。

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