俳優の笹野高史(75)が22日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(後8・54)に出演。影響を受けた俳優として映画「男はつらいよ」シリーズで主演を務めた渥美清さんの名前を挙げた。
「何といっても渥美さんですね。色んなことを真似しましたね。セリフの音がいいですよね」と渥美さんから大きな影響を受けたと明かす笹野。
「若い頃にコンプレックスがあって、随分と練習したそうなんですね。渥美さんが話される昔話は寅さんまんまで面白い」と説明した。
渥美さんは昭和の俳優らしくプライベートの部分を出さなかったという。「渥美さんが亡くなってというお知らせをもらって、松竹の人間が渥美さんのご自宅に行こうとしたら誰もご自宅を知らなかったんですから凄くありません!?」と当時のエピソードを明かした。
「どこいっても“寅さん寅さん”と言われて、それは大変な苦労があったと思います。それであのクオリティーを保ったのは凄いと思います」と伝説の俳優を称えた。