落語家の笑福亭鶴瓶(72)が、28日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に出演し、収録中に生電話を受ける一幕があった。
生放送中に突然、鶴瓶の電話が鳴ると、アシスタントのフリーアナウンサー上柳昌彦は「収録中に携帯電話がウーン、ウーンと鳴らないようにして欲しいですよね」とツッコミ。鶴瓶は「池乃めだかさんですよ」と報告し、驚かせた。
鶴瓶は池乃に「ギャラは出さないですけど、ラジオの収録中に電話がかかってきたんですよ。兄さんから」と状況を説明。池乃は「はっはっは…」と笑っていた。
池乃の電話は、鶴瓶の出演映画「あまろっく」を見たという報告だった。「昨日な、家族で『あまろっく』見てきたんや。ええ映画やったから、感動して、明日さっそく電話して言わなあかんなと思って」。鶴瓶も「ありがとうございます」と感謝していた。
鶴瓶が気にしていたのが、池乃が患った大病だった。池乃は昨年2月に脳梗塞に倒れて入院したが退院。言語障害なども残らず、仕事にも復帰した。鶴瓶が「脳梗塞で倒れられたのに全然、言葉出てきますやんか?」と驚きを口にすると、池乃は「ただ、左半身しびれてジンジン痛い痛い」と告白。舞台にも出ていることを聞かれると、「ひょこひょこ歩きながらな」と笑って明かした。
映画の感想で話は盛り上がりを見せたが、鶴瓶は「兄さん、今、生放送やってるのを忘れました。切らせていただきます」とおことわりを入れ、池乃との電話を切った。