俳優・窪田正孝(35)が29日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演し、廃業しようと思っていた過去について語る場面があった。
「19歳まで、本当にオーディションに受からなかった」という窪田。「それで事務所に“辞めます”って言って。最後にこれだけ受けてみましょうってなったのが、三池崇史監督の作品だった」と振り返る。
「本当に最後にそれで受かって、役をやるようになったのが人生の分岐点で」といい「廃工場で撮影してたんですけど、2階から犯人と飛び降りて、のたうち回るシーンがあって。それを三池監督が自らほこりまみれになって実演されたんです」と、その指導に衝撃を受けたという。
「いきなりズダダダダと落ちてゴロゴロと転がって“うわぁー!”っていうお芝居をされていて。自分の考えはなんて浅はかだったんだろう。なんて中途半端な気持ちで現場に来ていたんだろうって。芝居への探求心がどんどん増えていきましたね」といい、恩人に感謝していた。

