■「リリーと空気階段かたまりの友情予言日記 前編」
番組オープニングでは、進行の盛山晋太郎とともに、本企画を別の場所からモニタリングする鈴木もぐら(以下、もぐら)が登場すると、もぐらは、相方のかたまりについて、「先輩づきあいがないんです。先輩に呼ばれることもないですし、ちょっとガードしているというか…。空気的に“誘うな”みたいな雰囲気を出してる」とコメントし、心配そうな表情を見せる。
しかし、もぐらの心配をよそに、リリーが、実は以前、かたまりを食事に誘ったことがあるとしながら、「行く気なかったら言わんし、かたまりはめちゃくちゃ興味ある！」と意気込むと、安心した様子のもぐらも「連絡先交換ぐらいまではいってほしいです！」と、リリーへ期待を寄せていた。
その後、盛山ともぐらは、神妙な面持ちでリリーの登場を待つかたまりに注目し、かたまりのはいているズボンを目にしたもぐらが、「このネズミ色のズボンは、お気に入りでよくはいているんですよ！」と伝えた後、真新しい靴については、「新しい靴、おろしてきてますよ！おめかししてきてますよ、これ！」と興奮気味に報告すると、これを聞いた盛山は、「今日に備えておめかししてきたか〜」と準備万端で臨むかたまりにほっこりする。今後の展開に期待を寄せるが、それも束の間、なんとこの後、緊張のあまりコーヒーをガブ飲みするかたまりに、思わぬ悲劇がおそう。
実は、かたまりが飲みかけのコーヒーをテーブルに置いた瞬間、風でパーテーションが倒れてしまい、かたまりのコーヒーに直撃したことにより、かたまりのズボンにコーヒーがこぼれてしまい、かたまりは、突然の出来事に固まってしまうほどパニックになる。
しかしその一方で、この様子をモニタリングしていた盛山が、大爆笑で「こういう時、かたまりどう？」と質問すると、同じく爆笑してしまったもぐらは、「『なぜ自分だけが…』って思ってると思いますね。逆に、こういうことがあると、頭が真っ白になっちゃうんで…」とかたまりの気持ちを代弁、さらに、「かたまりっていう名前は、『体とかが、全部、固まっちゃう』っていうところからきてるので」と、かたまりの名前の由来について説明し、オープニングから幸先の悪い展開に、バツの悪そうな表情を見せた。
■自己紹介を始めるふたり
そんななかリリーが登場し、ふたりは、日記に書かれた予言どおりに自己紹介を始める。
しかし、フリートークがめっきり弾まないふたりに対して、見かねたスタッフから新たな日記が渡されると、「先輩後輩を忘れ、“東京に来て驚いたこと”などを、タメ口の岡山弁で語りあい、大いに盛りあがった」という内容を実践することになったふたりは、故郷の岡山弁を駆使し、タメ口で会話することになる。
これにより、先ほどまでとは打って変わって、打ち解けたように見えるふたりが、自然な流れで会話に花を咲かせると、見守っていた盛山は「いいね！タメ口がいちばん距離、近なるからね！」と絶賛の声をあげるが、もぐらだけは、次第に赤く染まっていくかたまりの耳元に注目しながら、「すごい恥ずかしいんだと思います。本当に恥ずかしい時って、すぐに耳、赤くなるんですよ(笑)」と推測する。また、実は現在、かたまりが、岡山弁で話していることや、リリーにタメ口を使っていること、また、その様子をみなにモニタリングされている今の状況など、すべてに対し恥ずかしさが込みあげてしまっている状態だとコメントすると、相方だからこそわかる着眼点で、かたまりの胸の内を明かした。
■番組の後半では
なお、番組の後半では、トレーニングジムに移動したふたりが、おたがいを補助しながら、ダンベルの持ち上げに挑戦する。
そして、“過去に身体をきたえていたことがあるか？”という話題になると、ダイエットとして、筋トレをしていたというリリーに対し、かたまりは突然「僕は、もぐらを暴力で支配しようとしていた時期があって…」とコメントし、現場を騒然とさせる。かたまりが、過去に筋トレをしていた理由について、詳細を尋ねられたもぐらは、「危なかったです！恐怖で、お前、遅刻なくなるだろ？って言われて…」と答え、現場の爆笑をさらった。
