稲川淳二、パラアーティスト育成『稲川芸術祭』にかける想い 元プリプリ渡辺敦子とテーマ曲でコラボも

稲川淳二、パラアーティスト育成『稲川芸術祭』にかける想い 元プリプリ渡辺敦子とテーマ曲でコラボも

『稲川芸術祭』テーマソング発表イベントに登壇した(左から)稲川淳二、渡辺敦子

(ORICON NEWS)

 怪談家・稲川淳二が8日、東京・TSM渋谷で行われた『稲川芸術祭』テーマソング発表イベントに登壇し、元プリンセスプリンセスのリーダーで、専門学校「TSM」(東京スクール オブ ミュージック&ダンス専門学校)の学校長を務める渡辺敦子とタッグを組んだテーマソング「おわりのはじまり」を発表した。

 『稲川芸術祭』は、稲川と千葉県市原市で障害者グループホームを運営する一般社団法人あゆみが、障がい者の芸術活動を支援し、優れたパラアーティストの育成を目的に立ち上げたプロジェクト。そのテーマソングとして渡辺プロデュースの下、TSMの生徒が「おわりのはじまり」を制作して配信した。

 2013年に障がいのあった次男(享年26)を亡くした稲川は、2021年から『稲川芸術祭』スタートさせた。「『稲川芸術祭』というネーミングは恥ずかしいんですけど、息子のこともあって、『何か障がい者の皆さんの役に立ちたい』という思いがずっとあって、『いつかやりたい』って思っていたことなんです」とプロジェクト立ち上げの経緯を説明。

 パラアートについても「障がいがあるとかないとか関係なく、すごいし面白いんです。絵の緻密さもそうなのですが、考え方とかアングルが『あれ? これアリか!』と驚かされる描き方をするんです」と話し、「私の次男も障害を持って生まれて26年間一生懸命生きてくれたんですけど、『私と同じく息子も絵が好きだったな』と思うと、私にとってパラアートは他人事じゃない気がしているんです」とプロジェクトにかける思いを話した。

 イベントでは、テーマソング「おわりのはじまり」を有松桃子とTSM/DA TOKYOおばけダンサーズがパフォーマンスした。稲川は「感動しましたよ〜。面白い! 表情もいいし、動きもいい。すばらしいな」と笑顔を見せ、渡辺は「振り付けも全部学生さんがやられていて、講師の力を借りずに自分たちでやっているんです。すごくいいアイデアですよね」と絶賛していた。

 その後、別会場に移動し、『おばけアートワークセッション』を実施。稲川と渡辺はパラアーティストたちが『稲川芸術祭』に応募する作品を制作している現場を訪れ、一人一人と言葉を交わしながら作品をじっくりと鑑賞。2人は作品の出来栄えに感心しきりだった。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる