【東スポ音楽館】岩手県出身の演歌歌手の福田こうへい(46)がリリースしたシングルが「天空の城」(作詞・荒木とよひさ/作曲・水森英夫)だ。荒木氏との初タッグを組んだ新曲への思いを語った。
――新曲はどんな作品ですか
福田「今回の作品は、雄々しくそびえ立つ城に武骨な男の生きざまを重ねた楽曲となっております。派手な曲調ではありませんが、じっくり語るように歌ってます」
――タイトルが「天空の城」ですが、どこかの城をイメージされて作られたのでしょうか
福田「具体的に、どこの城というのはないと聞いています。ですので、みなさんがこの歌を聞いたときに思い浮かぶお城が『天空の城』ということになるのかなと思っています。私としては岐阜城をイメージしている感じですかね」
――日本には「竹田城跡」など6か所ほど「天空の城」と呼ばれるところがありますが、どこか行ったことはありますか
福田「どのお城も行ったことがないので、この新曲を機会に一度、うかがえれば、と思っております」
――今回は荒木先生と初タッグ
福田「荒木先生の作品をいただけて、とても光栄です。恐れ多くて近寄ることができず、レコーディングの際は、ごあいさつしたのみでした。後から、福田こうへいの作品を書きたいとずっと思っていたと聞いて、本当にありがたい気持ちになりました。そしてこの作品を大切にしていこうと、なお一層、思いました」
――福田さんは2013年から東日本大震災の復興支援コンサートを続けている
福田「震災から12年たったとはいえ、みなさんの地域、そして心の復興はまだまだだと思います。決して風化させてはいけないと思っております」
――ファンの方へメッセージをお願いします
福田「私の生の歌を聞いていただきたいです! たくさんのみなさんがコンサートに足を運んでいただけるよう、一所懸命努めます。演歌デビュー11年目の福田こうへいを多くのみなさんに聞いていただけるようにしたいです」