福山雅治(54)と大泉洋(50)が22日、同局系情報番組「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)の冒頭に生出演し、MCになりきってオープニングトークを展開した。
23日開始の同局系連続ドラマ「ラストマン−全盲の捜査官−」(日曜午後9時)に出演する2人は、番組冒頭から、MCの同局安住紳一郎アナウンサー(49)と脚本家の三谷幸喜氏(61)に変わって出演し、栃木県のあしかがフラワーパークとの中継まで展開した。
中継後、三谷氏がスタジオ後方から姿を現し、福山が「本日は『−ニュースキャスター』私たちの番組としてお送りさせていただきます」と笑顔をみせつつ「だいぶ近づいていましたね」と三谷氏について言及。すると三谷氏は「お前ら! 何やってんだよ! どこまでおれにつきまとうんだ!」と大泉に一喝。「やり直し! やり直し! オープニングどうぞ」と振ると、再びオープニングの映像が流れた。
映像後、安住アナも加わり、「改めましてこんばんは」とあいさつ。「ちょっと中途半端なモノマネでやるのやめてください」と大泉に注意するも、大泉は「ざっくりとイメージする安住さんでやりました。すごい幸せな時間でしたね。めっちゃ楽しかった」。福山も「楽しかったですね」と喜んでいた。
三谷氏は「ちょっとさ、ちゃんとやろうよ。情報番組なんだから!」と再び大泉に突っかかると、大泉は「あなたに言われたくありませんよ」と応答。安住アナも「なんかね、安っぽい紅白歌合戦みたい」と指摘するなど、爆笑オープニングとなった。
所属事務所が同じ大泉と福山は10年にNHK大河ドラマ「龍馬伝」で共演してから公私ともに仲が良く、安住アナとも同局系「ぴったんこ・カンカン」で何度も共演経験がある。三谷氏にとって大泉は自身の作品の要とも言える存在で、昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で大泉を源頼朝役で起用したことも記憶に新しい。福山とは作品で携わった経験もあるが、ジム仲間という共通点があるといい、4人全員がそれぞれ縁があったことから、今回の異例の試みが実現したとみられる。