福山雅治(54)主演のTBS日曜劇場「ラストマン−全盲の捜査官−」最終話(25日放送)の平均世帯視聴率は13.4%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、全話2桁でフィニッシュ。ネット上も《春ドラマの中で一番良かった》《号泣した》《感動した》などと沸いている。
「話題性では、奈緒さん主演のフジテレビ木曜劇場『あなたがしてくれなくても』の方が上でしたが、『あなして』は最終回が賛否両論の大荒れ。そういう意味では最初から最後まで“数字”も“評価”もキープできた『ラストマン』が春ドラマのナンバーワンと言っていいでしょう」(テレビ誌ライター)
放送開始当初は、木村拓哉(50)主演のフジ月9「風間公親ー教場0ー」との「キムフク戦争」なんて騒がれたが、終わってみれば福山の圧勝。早くも「ラストマン」の続編や映画化を望む声も上がっている。
「ネタバレになりますが、それを期待させる終わり方でしたからね。ネット上には《アメリカでの2人の活躍を見たい》なんて書き込みもチラホラ。コロナ禍も一服して海外での撮影もやりやすくなりましたし、イマドキ全話2桁フィニッシュなら、映画化しても興行収入も期待できる。プライベートでも仲がいい福山さんと大泉洋さんのバディーは大人気でしたし、《また見たい》と惜しむ声は多い。福山、大泉コンビなら確実に予算は付くでしょう」(在京キー局プロデューサー)
ファンの期待は膨らむ一方だろうが、やはり問題は2人が「超」が付く売れっ子ということだ。
「最終回を見る限り、続編や映画化を匂わせるものでしたし、すでに織り込み済みで2人のスケジュールが組まれているのであればいいのですが、そうじゃなければ福山さんにはミュージシャンとしての活動もありますし、大泉さんクラスの人気俳優になると“最低”でも1〜2年先ぐらいまでのスケジュールは埋まっているもの。他の共演陣だって人気者ばかりですからね。そう簡単に長期の海外ロケなんてできるわけもない。仮に映画化されるとしても、公開は2〜3年先とかじゃないですか」(スポーツ紙芸能担当デスク)
まあ、FBI特別捜査官が再来日という設定で国内撮影もアリだろうが、首を長くして待つしかない!?