俳優神田正輝(73)が13日までに更新された、タレント勝俣州和のYoutubeチャンネル「勝俣かっちゃんねる」にゲスト出演。「激やせ」の真相について初めて詳細に語った。
神田は昨年、MCを務める生放送のテレビ朝日系旅番組「朝だ!生です旅サラダ」(土曜午前8時)でかなり痩せた外見が話題になった。そして同11月から今年1月まで「体のメンテナンス」を理由に同番組を長期休養。復帰後はふっくらし、元気な様子で出演を続けている。
同チャンネルでは「激ヤセ&重病報道の真相に初言及!」と題して、「旅サラダ」レギュラーの勝俣が神田に当時のことを詳細に聞いた。
勝俣はまず「Youtubeに神田さんを呼びたかった一番の理由が、神田さんが急に痩せたじゃないですか。“病気なんじゃないか”っていう噂もいっぱいとんだわけですよ。これは神田さんが言っちゃったほうが早いなっていう。まずダイエットからスタートなんですよね?」と質問。
神田は「そう。ファスティング(一定期間食べ物を断つ行為)。京都のある人に教わって。“17時間ファスティング”っていうのがあるの。で、7時間は好きなモノ食べたり飲んだりしていいの」とファスティングが”激やせ”の発端だったことを話し出した。
勝俣が「なぜダイエットをしたのか、っていうのがあるじゃないですか?」と聞くと、神田は「あのね、足の爪切るのにしんどくなったんだよ。お腹がでっぱって。ちょうどそれがコロナ(禍)のころだったの。コロナが始まって世の中出歩いちゃいけない(時期)。だからファスティング、全然苦しくもなかったの。慣れちゃえば何ていうこともなくて。で、気が付いたら、“もうそろそろ痩せるのやめよう”と思ったら、ああいうのって3週間後ぐらいに出てくるんですよ。ずーっとやったことが。そういうサイクルなんだけど、それを僕は知らないから“いつやめるの?”って聞いたわけ。“まだやってるの?”って言われて。(ファスティング始めて)1年半たってから聞いたの」と話した。
勝俣が「えー!」と驚くと、神田は「みんなに“普通、3週間とか長くて1カ月ですよ”って言われたんだけど、僕は(コロナ禍もあり)やることないから。だからそれ(ファスティング)してたら痩せて、“いいぞ”と思ってたら、それが(限度を)超えていっちゃった」と続けた。
勝俣が「今度は太ることができなくなった。栄養の吸収が出来なくなってあの激やせ状態になっちゃったんですね」と話すと、神田は「そう。だからちょっと休みをって。だからそれで、“じゃあ体調整えよう、ちょっと休む”って言ったら、みんなが勝手にいろいろ言って…。だから1年半、ボクサー(の減量)やってる感じだよ。周りはみんな(激やせと)言うんだけど、自分はそんな気にならないから」と続けた。
勝俣が「しんどくなかったんですか?体は」と改めて聞くと、神田は「慣れちゃうとなんでもない。全然苦しくないんだけど。今度は痩せすぎちゃったけどどうしようかなって。(休養中は)入院っていうか…(体格を)戻すためのトレーニングですよ。全部きれいになっちゃうから反対に良いんだけどね。きれいになっちゃうから、今度は子供の体みたいになっちゃうんだよな。だから戻るのも早いですよね、割と。だから正しいやり方でやらなきゃいけないっていうことはよくわかった。ある意味(体をメンテナンスする)良いチャンスだったのかもしれない。反対にきれいになっちゃうっていう」と笑顔で振り返った。
神田は9月28日の放送をもって「旅サラダ」を卒業することが今月6日、発表された。