俳優磯村勇斗(30)が6日、都内で行われた自身の写真集「PASSAGE」発売イベントに出席した。
撮影を担当したレスリー・キー氏(51)がシンガポールから駆けつけて飛び入り参加。シンガポールの国花「蘭」の花をプレゼントされ「よく頑張った」と声をかけられイベントはスタート。
磯村は「レスリーさんの写真が好きで、大満足の1冊。5年間の成長が見られる」と自信を見せた。5年間のセッションで撮影された写真は10万枚以上。その中から約200枚を厳選し、通過点を意味する「PASSAGE」と名付けた。「通過点。まだまだ変化していかないといけいない。ステップアップするにあたって、とてもいい意味合いを持っている。30歳になって、40歳に向けて自分も楽しみ。アグレッシブに枠線を越えていきたい」と話した。
お気に入りの1枚はホテルのバスタブに半身が漬かって水しぶきが派手に飛んでいるモノクロの写真をチョイス。「どれもどれも印象的。ホテルの浴室が特に」。水しぶきの跳ね方を何度も確認し100枚以上の中から選んだ渾身(こんしん)の1枚だ。
写真集の出来については「読んでくれた人がつけてくれるもの」と前置きしつつも「大満足。120点の写真集です」と笑顔で締めくくった。
◆磯村勇斗(いそむら・はやと)1992年(平4)9月11日、静岡県生まれ。14年から本格的に芸能活動開始。15年、テレビ朝日系「仮面ライダーゴースト」で注目、17年のNHK朝ドラ「ひよっこ」で全国区の人気に。今年、映画「ヤクザと家族 The Family」「劇場版 きのう何食べた?」(ともに昨年公開)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。現在、映画「PLAN75」「ビリーバーズ」「異動辞令は音楽隊!」「さかなのこ」が公開中。