俳優・磯村勇斗が6日、都内で写真集『PASSAGE』発売記念イベントを開催した。
撮影は世界的フォトグラファーのレスリー・キー氏が担当し、写真家と被写体としてこの5年の間に何度もセッションを繰り返してきた2人の数々の作品を一挙大放出しており、これまで見たことのない磯村の魅力を見ることができる。
完成した写真集を見て磯村は「この5年間レスリーさんに撮っていただいて、大満足の一冊になったと思います。成長を感じられる一冊になっています」とにっこり。
磯村の魅力について、この日の取材会のために海外から来日したというレスリーは「5年間かけて俳優さんの写真集を『撮りたい!』と思ったのは人生で初めて。久しぶりにすごい俳優さんと出会ったと思います」と興奮。
続けて「俳優さんは写真が苦手な方が多い。私の撮影において(相手が)幅広く表現できることが重要で、映画のような動きのある写真になったらいいなと思っています。彼は日本の中でダントツですごいと思っています。彼は撮影で泣いたり叫んだり…すぐに表現してくれるので」と表現力の幅の広さを絶賛した。
これを聞いて磯村は「僕も写真撮影は苦手なのですが、レスリーさんは特別。ここまで心を開いてセッションできる方はいない。こういう場(取材の場)で写真を撮られるのも苦手ですし、レスリーさんはフォトグラファーなのですがどこか監督みたいなところがある。映画を撮影している気分になり、自由に表現をすることができたんだと思います」と照れながら振り返った。