女優、石田ゆり子(53)が7日、東京・南麻布のフランス大使館で行われた「フランス映画祭 2022 横浜」(12月1〜4日、横浜市みなとみらい地区など)のラインアップ発表記者会見に出席した。
同映画祭のフェスティバル・ミューズに就任した石田は「身に余る光栄でございます」と感無量。フランス映画の魅力について「実在した女性の映画が好き。エディット・ピアフとかココ・シャネルとか。フランスの魅力はマダムに尽きる。人生の先輩の女性たちが美しいし、そこがフランス映画の魅力の芯にあると思う」とはにかんだ。
開催地の横浜については「父が海運業者に勤めていたので幼い頃に行っていた。(同市に停泊している博物館船の)氷川丸を見ると自分のことのように感じますし、横浜は父の仕事場というイメージ」としみじみ。
出演してみたいフランス映画を問われると、「フランスって愛の国。この年齢ではなかなか日本で恋愛ものの話はないんですが、ここから始まる大人の恋愛映画とか、もしフランス映画に出させていたでけるなら」と照れ笑い。今年30周年を迎える同映画祭の〝顔〟となり、「素晴らしいフランス映画を拝見しながら、皆さんに日本の素晴らしさをお届けできるように頑張ります」と誓った。