真犯人に高杉真宙“大河”が浮上…川栄李奈“澪”が証拠を元に疑い始める<となりのナースエイド>

川栄李奈が主演の水曜ドラマ「となりのナースエイド」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系※Huluでも配信)の第5話の放送が終わり、第6話の予告で衝撃の事実が明らかとなった。

■第5話の放送では…

火神(古田新太)が実用を目指す「オームス」とは、火神細胞にミクロ単位のバイオコンピューター回路を組み込んだ“新火神細胞”を、外部からの電気刺激と磁力で操作するシステムのことだった。いくつもの新火神細胞を患者の血管から注入し、それを操作し腫瘍に集め、一気に食い尽くす。魔病シムネスに打ち勝つための最終兵器だ。

しかし、オームスを扱う者は心身共に大きなダメージを受けるため、並の医師では耐えられない。玲香(瀧本美織)でも5分がやっと、大河(高杉真宙)ですら15分で体が悲鳴を上げる。最低でも1時間は操作出来ないと実用化は難しいが、適応者はいまだ1人も現れていない。

一方、夏芽(吉住)は仕事終わりに澪(川栄)と相馬(矢本悠馬)を飲みに誘う。元気のない澪を励ましたい…というのは建前で、本当は相馬に告白のチャンスを与えるため。予定通り、ほろ酔いになったところで夏芽は気を利かせて先に帰り、澪と相馬は2人きりに。

ところがその直後、2人は晴美(水野美紀)にバッタリ鉢合わせる。独りぼっちで泣いている晴美は、息子にGPSを仕掛けようとしたことがバレて、家を出て行かれてしまったという。「持ってると付けちゃうから、あげる」と、澪は晴美からGPSを譲り受ける。

■大河と辰巳の目的が明らかに

翌日、澪は朝から車で出掛けていく大河をタクシーで尾行するが、ある病院にたどり着いたところで大河に見つかってしまう。「こんなところで何をしているんだ」。観念した澪が「辰巳浩二(やべきょうすけ)とはどういう関係ですか?」と問い詰めると、大河は、辰巳とつながっていることをあっさり認める。

大河が言うには、あの屋敷は辰巳の隠れアジトで、バレないように他人名義で借りているらしい。しかも「辰巳は俺の患者だ。正確には、患者の1人だ」。実は、澪と大河が今いるこの病院には、辰巳の2歳になる娘が入院しており、病名は先天性胆道閉鎖症。胆管が生まれつき閉塞している疾患で、そのまま放置すると肝不全を起こして命を落とす危険があるらしい。

肝不全を防ぐため1度手術を受けたが、執刀医がミスをしてしまい、それにより肝硬変が進んで肝不全を起こしてしまった。このままだと余命は2、3カ月。助けるためには肝移植するしかなく、そのドナーが、父である辰巳なのだ。手術は3日後、あの屋敷で辰巳の肝臓の一部を取り出し、この病院に再び運んで移植する。警察に追われている辰巳が居場所を隠して手術するためには、そうするしかなかった。

■澪が大河の助手で手術を手伝うことに

そんな危険なオペを大河が引き受ける訳は、辰巳の娘の手術をミスした執刀医の佐々木が、大河が昔世話になった医師だからだ。しかし、澪にとって辰巳は姉の敵。そんな人物の手術をなぜ引き受けるのか理解できず、警察に連絡しようとするが「2歳の子どもを見殺しにする気か?」と大河が聞く。

「目の前に助けられる命があるなら救う、それが医者だ。まだ医者としての魂があるのなら前へ進め!おまえの姉もそれをきっと望んでいるはずだ」。大河の言葉で、姉・唯(成海璃子)の“前向きに生きてほしい”という願いを思い出した澪は、悩んだ末、3日後に行われる辰巳の手術に助手として同行することを決める。

辰巳の移植手術当日。大河の車で辰巳の屋敷に向かう澪は「肝臓の摘出が終わって屋敷を出たら、すぐに橘に連絡して辰巳を逮捕してもらう」と決めていたが、屋敷に到着すると、辰巳の部下・清水(松角洋平)は「ボスの居場所を警察にリークされないため、違う場所で手術をしてもらいます」と二人を連れ出す。大河と澪は目隠しをされたまま、清水が用意した別の場所へ連れていかれ、そこで辰巳の手術をすることになった。

■手が震えるも、完璧な縫合を魅せる

ドナー側・辰巳の手術が始まる。大河の執刀で辰巳の肝臓は無事摘出されるが、かん流を行うはずの助手がトラブルに見舞われ、急きょ大河がかん流を行うことに。「誰か、俺の代わりに縫合できるやついるか?」。誰も手を上げない中「私にやらせてください!」と志願したのは、澪だった。

相手が悪党でも、助けられる命があるなら救うのが医者。目の前の命を救うために、澪は縫合を始める。だが、やはり手が震え、目まいがする。そんな澪に、大河は「おまえと姉との思い出は、悲しいことだけだったわけじゃないだろ!」と叫ぶ。澪の脳裏に、唯との楽しかった日々の記憶がよみがえる。「私、なんでこんな大切なこと忘れてたんだろう」。その思い出に力をもらった澪は、完璧な縫合をしてみせるのだった。

辰巳の手術を終えた澪と大河は、再び目隠しをされて屋敷に戻ると、肝臓の入ったアイスボックスを持って娘の待つ病院へ急ぐ。移植手術は無事成功。佐々木は大河に礼を言うと「約束通り5000万振り込む」。大河がオペを引き受けたのは、お金のためだった。ニヤっとする大河の横で呆然とする澪をよそに、突然橘から「辰巳を逮捕した!」と連絡が入る。

■唯のPCから出てきたものは…

実は澪が晴美から譲り受けたGPSを、辰巳の縫合中にガーゼの中に忍び込ませていた。橘はそのGPSを頼りに、辰巳の潜伏先を突き止めたのだ。しかし、取り調べの結果、唯の死亡時に辰巳は海外にいたことが判明。唯を殺したのは辰巳ではなかった。

「やっぱりお姉ちゃんは自殺ってことですか?」。ショックを受ける澪に、橘は「唯が残したノートパソコンに、気になる資料を見つけた」と衝撃の事実を告げる。その資料に載っていたのは、大河の写真だった。

■第6話の見どころ

「大河先生が私のお姉ちゃんを殺したんですか?」。澪(川栄李奈)の姉・唯(成海璃子)が遺したノートPCから大河(高杉真宙)の写真が見つかった。

一方、晴美(水野美紀)は、星嶺医大に通う息子・照希(兵頭功海)が相談もせず勝手に退学届を出したことに大慌て。辞めたい理由を聞いても、照希は「干渉するな」の一点張り。照希の考えていることがさっぱり分からず頭を抱える晴美。そんな中、突如照希の体調に異変が起こる。

■片岡照希役・兵頭功海コメント

片岡照希役を演じる兵頭功海です。水野美紀さん演じる晴美さんの息子です。実際に水野さんとお会いしてお話してお芝居していくうちに、本当の母のように優しく包み込んでくれました。そんな晴美と照希の、少し歪んでいるかもしれないけれど、2人にとっては真っすぐな思いやりが伝わればいいなと思っています。6話、よろしくお願いします!

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