タレント益若つばさ(38)が12日までに、ABEMAの番組「ABEMA Prime」に出演。家事・育児をめぐる議論に自身の考えを述べた。
同番組では、X(旧ツイッター)で拡散された「稼ぎまくって育児をあまりしないパパと、稼ぎは低いが育児を全面的にするパパ。どちらのパパが世の中でより求められているのだろう?」という投稿をめぐる議論について取り上げた。
高校生の長男を持つ母である益若は、「私は実際、息子が小さい時は、稼ぎまくって育児も家事もしていたママ。記憶がないほど働きまくって、記憶がないほどご飯を作り、育児と家事をやらなければと思っていた」。仕事と家事・育児に追われていた当時を振り返りつつ、今回の議論について「どっちにせよ今の時代も女性が家を守るっていう体(てい)で話が進んでいる。あ、まだそこなんだなって思う」と驚きを隠さなかった。
自身は子どもが小さかった当時、仕事帰りに友人とカフェに行ったことをブログにつづったことで、「虐待、育児放棄だ」と批判が殺到して炎上したという。「当時は『母親たるもの専業主婦が当たり前』っていう時代だったので、この15年で女性に対して時代は良くなったと思う」と私見を述べた上で、「でもまだやっぱりXとか見ていると、息抜きするママに対して結構、辛辣(しんらつ)なコメントだったりとか、楽してはいけない(という風潮が残っている)」と指摘。「家事はもっと楽していい」と思いを述べた。
益若は07年、当時モデルだった男性と結婚(13年に離婚)し、08年4月に第1子となる長男を出産した。