昨年29年ぶりに復活し、活動を再開したロックバンド「男闘呼組」が、21日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜後9・00)にゲスト出演し、岡本健一(54)が当時のファッションと後輩への助言を明かした。
期間限定の活動期間も残りわずか。25日の日本武道館公演で、解散することを発表している。今回が4人での最後のテレビ出演となった。
ジャニーズ事務所の所属グループでは珍しいバンドスタイルで活動。アイドルファッションとも一線を画し、岡本のロングヘアは少年たちもこぞってまねした。岡本は「(ジャニーズに長髪は)いなかったですね。ピアスも空けるのもそうですし。好きなことをやらせてもらった」と、自由なスタイルの先駆者だったことを明かした。
その影響は、事務所の後輩にも。岡本をまねして自由なファッションに憧れる人もいたという。岡本は「“事務所から言っても聞かないから、後輩たちが。俺から言ってくれ”みたいな。“まねして伸ばしたり、茶色にしたりするから”って言われて」と、スタッフから注意するようお願いされたことがあったと明かした。
しかし、岡本が取った行動は真逆。まさにロックなアドバイスだった。「その子たちには、好きなようにやりなって。それを(木村)拓哉に言いましたね。“売れてる時に何でも好きなことやれ。文句言われないから。売れてる時だったら。とにかく好きなことをやっていいよ。髪の毛も膝まで伸ばせ”って」。極端すぎる助言に、MCの「くりぃむしちゅー」上田晋也も「膝まで?」と驚きの声を上げた。
岡本のアドバイスは、ファッション以外にも。「おもしろいやつがいたら、“どんどん笑かした方がいいよ”とか。好きなことをやりなってことはすごく言ってました」と振り返っていた。