男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」が29日、東京・LINE CUBE SHIBUYAでライブ「GENIC LIVE 2023 ―Flavors― Special Edition」を開催した。
2月15日に配信リリースをした「Flavor」を引っさげてのツアー(全国16都市32公演)の追加公演。「Supersonic」「TALK」などアンコールを含め全18曲を披露し、約2時間にわたって声出しが解禁となった観客を沸かせた。
ライブの最終盤では、メンバーが声をそろえて「もう終わりかあ、もう一回やりたい」としみじみ。最年長の西本茉生(まいき)は、コロナ禍でグループがデビューしたことを振り返り、「僕らが夢と希望を持ってGENICになってすぐ、コロナ禍に見舞われて目の前が真っ暗になった。皆さんとなかなか直接会えない中、気持ちをつないでついてきてくれて本当にありがとうございます」とファンへの感謝を語った。
本ツアーは、チケット完売となった公演が相次いだが、この日のライブは完売までは一歩及ばず。西本は「ソールドアウトできなくてめちゃくちゃかっこ悪いし悔しい。だけど今日(のライブを経て)、数字でははかれないものがあると教えてもらいました。だってこんなに幸せなんだもん」と涙ながらに笑顔をみせ、ファンとの再会を誓っていた。