元衆院議員・金子恵美氏(46)が11日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演。男性の孤独死をめぐる問題に私見を語った。
番組では5月に出版された、米フロリダ州立大学の心理学教授・トーマス・ジョイナー氏が著した「男はなぜ孤独死するのか」を取り上げた。3つの要因として「男は対人スキルを学習しないまま大人になる」「男は自立を重んじプライドが高く、人の手を借りるのが苦手」「男は家族や友人よりも仕事、地位、お金を優先する」が挙げられているという。
この件について、金子氏は「けっこう地方でも課題になっていて。行政の方でお茶の間サロンとか、孤独対策をやっているんですよ。女性は出てきてくれるんですけど、でも男性はなかなか家から引き出せないんですよ」と事情を説明する。
「定年後に“なにか次の楽しみを”ってことで、女性はサークルとかに率先して参加するんですけど。男性は働いた後で“完全燃焼”してしまって。もう一回コミュニティを作る気にならなくて、孤独になってしまう人がけっこう多いんですよ」と語っていた。