俳優、田辺誠一(54)が2日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金後1・0)に出演。宝物について語る場面があった。
MCの黒柳徹子(89)から「アニメがお好きで、お家の近くにアニメのスタジオがあったそうで」とふられると、少年時代の話を展開。田辺は「あるときですね、杉並の真ん中なんですけど、道路の向こうに新宿のビルが見えたので、どんな所だろうと思って、歩いて2時間ぐらいですかね、行ったんですよ」。その際、藤子スタジオを見つけ、訪問。サインをお願いしたという。
田辺は「そのときに、『先生はいま、徹子の部屋、に出られているから戻ってこないんだ』って言われたんです」と話し、「住所書いてお家帰って、しばらくしたら、サイン色紙がちゃんと…」と打ち明けた。
画面にはドラえもんの絵とサインが書かれた色紙が映し出され、「もう宝物…。40年ぐらい前ですかね、もっと前ですかね」と回顧。包んであった袋もとってあるといい、「藤子スタジオって書いてある原稿用紙なんですよ。漫画を描かれている…。夢ですよね。感動しました」などと振り返っていた。
黒柳は「漫画家の方たちは子供を大事にするんですね、やっぱりね」と感想を述べ、「本当にその時は、藤子不二雄さんは1979年に(徹子の部屋に)ご出演になっていてですね、田辺さんは当時10歳。だから本当に『徹子の部屋』にその日出ていらしたんですね」などと話していた。