モデルで女優の生見愛瑠が、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」(日曜・後10時半)に出演することが17日、発表された。
芦原妃名子氏の同名漫画が原作のラブコメディー。木南晴夏演じる、会社では地味な経理部のOLだが、実は妖艶(ようえん)なベリーダンサーという裏の顔を持つ40歳の田中京子が、我が道を貫き周囲に影響を与えていくストーリー。生見は、ひょんなことから“田中さん”のベリーダンサー・Saliとしての顔を知り、ファンになっていく同僚の派遣OL・倉橋朱里を演じる。
ロングヘアがトレードマークのめるるだが、役作りでウィッグのボブヘア姿に初挑戦し「自分的にはまだ見慣れていないのですが、スタッフの皆さんにすごく自然って言っていただけたのでうれしいです! こんなに短いのは今までで初めてなので、ちょっとソワソワしてしまいます」とコメント。「この髪型で朱里のイメージがすごく湧きました」と手応えを明かす。
演じる朱里は、一見プライペートも充実の「愛され女子」だが、その反面「若くて可愛い」ことにしか自分の市場価値はないと考え生きづらさを抱くという役どころ。「『愛され力100%な女の子』という感じなので、表では女子力がある風に見せられるように頑張ろうと思っていて。甘めな香りのイメージなので、朱里だったらこういうハンドクリームつけるかな?って、バニラ系のハンドクリームを買ってみたり。画面には映らないけれど、自分のモチベーションを上げるために」と役に自らを近づけるべく努めているようだ。
木南とは初共演。「ベリーダンスの衣装を着ていらっしゃる木南さんにお会いしたんですけれど、本当にお綺麗で……『これは朱里も憧れるわ!』って感じました」とうっとりした様子。「田中さんの二面性がある部分だったり、あとはやっぱりベリーダンスが素敵ですよね。あまり知らないという方も多いと思うので、ベリーダンスの魅力も伝わる作品になるんじゃないかなって思います」と語った。