■アラフォーOLの“裏の顔”は超セクシーなベリーダンサー
同作は、芦原妃名子原作の同名漫画を木南主演でドラマ化。主人公の田中京子は、仕事は優秀ながら友達も恋人もおらず、周囲から変人扱いされているアラフォーOL。しかし、田中さんは超セクシーなベリーダンサーという誰も知らない裏の顔を持っていた。同僚の派遣OL・朱里は、そんな田中の正体を知り、その生き様に引かれ憧れていく。
■生見愛瑠、トレードマークともいえるロングヘアを封印
生見が演じる朱里は、愛され女子でありながら「本当に好かれたことがない」と感じ、モヤモヤした生きづらさ、虚しさを抱えている。「若くてかわいい」ことにしか自分の市場価値はないと焦り、手堅く無難な「普通の幸せ」を望んでいるという役どころだ。
しかし、田中さんの生き方に憧れてファンと化し、同じベリーダンス教室にも通うように。そして田中さんに出会うことで、自らの無難な生き方が変化していく。
木南と初共演となる今回、生見はトレードマークともいえるロングヘアを封印し、ウィッグで役柄に合わせたボブヘアで登場する。
■生見愛瑠コメント
――原作を読んでの感想を教えてください。
とても面白くて、あっという間に読んでしまいました。いろんな年代の方が楽しめそうだと感じましたし、何よりただのラブコメじゃないところが私はとても好きです! 田中さんの二面性がある部分だったり、あとはやっぱりベリーダンスが素敵ですよね。あまり知らないという方も多いと思うので、ベリーダンスの魅力も伝わる作品になるんじゃないかなって思います。
――朱里というキャラクターをどう感じましたか?役作りはどのように考えていますか?
「愛され力100%な女の子」という感じなので、表では女子力がある風に見せられるように頑張ろうと思っていて。甘めな香りのイメージなので、朱里だったらこういうハンドクリームつけるかな?って、バニラ系のハンドクリームを買ってみたり(笑)。画面には映らないけれど、自分のモチベーションを上げるために。“THEモテ女子”“一軍女子”ってイメージですね。でも、実はそうじゃないところが朱里のいいところなんですけど。
――ロングヘアのイメージが強い生見さんですが、今回は原作の朱里の髪型に合わせ、ボブヘアでの登場です。ご自身を見ていかがでしょうか?
自分的にはまだ見慣れていないのですが、スタッフの皆さんにすごく自然って言っていただけたのでうれしいです!こんなに短いのは今までで初めてなので、ちょっとソワソワしてしまいます(笑)。
――自分じゃないみたいでしたか?
自分じゃないというか、朱里になれてうれしいって思いました。この髪型で朱里のイメージがすごく湧きました。
――主演の木南晴夏さんとは今回初めてお会いされたとのことですが、いかがでしたか?
まだそんなにたくさんはお話しできてないんですけれど、イメージ通りの素敵な方でした。ベリーダンスの衣装を着ていらっしゃる木南さんにお会いしたんですけれど、本当にお綺麗で…「これは朱里も憧れるわ!」って感じました。
――朱里はモテ女子な反面、そういう自分にモヤモヤしている部分がある役。生見さんはいつも明るく元気な印象ですが、実はそうではない、というような一面はありますか?
テレビで見ていただいている方に実際に会ったりすると「意外と人見知りなんだね」って言われることが多いです。隠しているつもりはないんですけど、実はめっちゃ人見知りなんですよ!仲良くなるまで1年くらいかかるんです。あ、でもドラマの現場では、わりとすぐ仲良くなれるから大丈夫です!(笑)
――田中さんにとってのベリーダンスのような、生見さんご自身にとっての幸せ、大事なものはありますか?
趣味があまりないのですが…でも唯一、洋服やメークが大好きなので、そのためにお仕事を頑張っています。だから今回、朱里の衣装やヘアメークもすごく楽しみで!絶対かわいいだろうなと思って。皆さんにも楽しみにしていただけるとうれしいです。
――最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
年齢を問わずたくさんの方に見ていただきたい作品です。悩みがあったり、ちょっと気持ちが上がらない人も、この作品を見て勇気をもらってほしいなと思っています。あとラブコメディーなので“ラブ”の部分もとっても面白いんですよ。ぜひ注目してください!
■日本テレビ 大井章生プロデューサーコメント
え!? 生見さんってバラエティーで素敵なだけじゃなくてお芝居も素敵じゃないか!!「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」の現場で初めて間近に生見さんのお芝居を見た時に思ったことです。
それから生見さんの出演作品は追いかけさせていただいておりました。自分の作品でぜひご一緒したいと切望していたので今回、朱里役を受けていただき感謝です。
朱里という女性はフワッとしていて可愛く、コミュ力もあってモテる女性ですが、内面は実は現実的でリスクヘッジばかり考えている2面性のある女性。原作の朱里のイメージで初めてのボブスタイルにも挑戦してくださった生見さん。自分が思っていた朱里を現実に見ることができてうれしいのと同時に、どう演じてくださるのか、今からワクワクが止まりません!