生島ヒロシの長男で俳優・勇輝が「みなと気仙沼大使」に就任し、このほど委嘱状交付式に出席した。
優輝は、震災復興に全力を挙げる気仙沼の真の姿を全国へ伝えた堤幸彦監督のドキュメンタリードラマ「Kesennuma,Voices.1〜7」に、弟で俳優・ダンサーの翔と出演。さらに気仙沼で生産されたイチゴを使用したお酒を共同製造し、自身が経営する都内のバーに提供するなど、同市の魅力発信や知名度向上、地域振興に貢献した点が評価された。
「素直に嬉しいです! 僕は東京生まれの東京育ちだから、小さい頃は田舎と言うものに憧れました。でも震災後『Kesennuma ,Voices』をきっかけに気仙沼によく来るようになり、海の美しさやおいしいご飯、人の暖かさに触れて、気仙沼が大好きになりました。今までも心の中で気仙沼は田舎でしたが、『みなと気仙沼大使』になったことで、気仙沼はオフィシャルに僕の田舎になりました」と笑う。
気仙沼市・菅原茂市長から委嘱状を受け取った勇輝はその足で早速、市の様々な課にあいさつまわり。その場で即席のミーティングも行い早速、大使として始動した。「気仙沼でお祭をやりたいです! 僕はお祭が好きで、コロナ禍の前までは毎年お神輿を担いでいたし、和太鼓も習っていました。大使に任命して頂いて、気仙沼をどうやって盛り上げようか考えていた時、昔、いつかお祭りをやりたいと考えていたことを思い出して『そうだ、祭だ!』と言う結論に至りました!」と目を輝かせていた。