片岡仁左衛門、女形の衣装で劇中口上「6代目さんは古風な芸風の持ち主」と中村時蔵を激励

片岡仁左衛門、女形の衣装で劇中口上「6代目さんは古風な芸風の持ち主」と中村時蔵を激励

劇中口上を行った(左から)中村梅枝、片岡仁左衛門、中村時蔵(C)松竹

(スポーツ報知)

 歌舞伎俳優の片岡仁左衛門が1日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「六月大歌舞伎」(24日・千秋楽)の昼の部「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)三笠山御殿」に出演した。

 大化の改新を題材とした史実とフィクションが織り交ざった古典の大作。立役の二枚目を得意とする仁左衛門が、女形の豆腐買おむらを初役で勤めた。「『伽羅先代萩』の八汐や『加賀見山旧錦絵』の岩藤で女形を勤めた経験はありますけども、おむらのような役は初めてです」。劇中口上では6代目中村時蔵の襲名と5代目中村梅枝の初舞台を披露する役目を担った。

 仁左衛門は曽祖父(8代目仁左衛門)の時代から小川家(萬屋)と親戚関係。劇中口上で「6代目さんは古風な芸風の持ち主でございまして、すてきな女形さんでございます。ゆくゆくは歌舞伎界を背負って立つ女形さんになられると思います」と時蔵を激励した。

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