同作は、現代に生きる“忍者の末裔（まつえい）”の夫婦を描くラブコメディー。「超実力主義」甲賀忍者の妻・草刈蛍（菜々緒）と、「超保守的」な伊賀忍者の夫・草刈悟郎（鈴木）が、離婚の危機に直面しながら特殊任務に励み、互いの正体を疑いはじめるというストーリーとなっている。
今回、瀧本が演じる山田は、蛍が属する甲賀忍者の諜報部員で重要な任務をつかさどっている。山田役は、これまで毎話豪華キャストが山田役を演じ、本作を盛り上げている。第1話に広瀬アリス、第2話に遠藤憲一、第3話に板垣李光人、第4話にくっきー！、第5話に片寄涼太が出演。続く第6話に斉藤由貴、第7話に船越英一郎、第8話には上白石萌音が登場した。
第9話で、竜兵（古田新太）の家に宅配クリーニングとして山田（瀧本）が訪れる。玄関で、山田が「いつもありがとうございます。今日の東京の最高気温は？」と尋ねると、合い言葉だと気付いた蛍は「5度です」と回答。山田は「じゃあTシャツでいいですね」とニコっと笑い、蛍も「赤いTシャツがいいと思います」と応じた。また、山田が持っている宅配クリーニングの袋には「山田クリーニング」と記載されており、蛍は山田だと確信する。
居間にいた雀（山本舞香）と宇良（藤原大祐）がこのやり取りを見ており、宇良は「なんすか、あの変な会話」と疑問を口にすると、雀が「合い言葉」と答える。「えっ!?山と言えば谷的な？」「甲賀、合い言葉使ってるんすか？」と驚きの表情を浮かべる宇良に、雀が「そうだけど」と明かすと、宇良は「かっけー!!」と興奮気味に。それに対し、雀は「うるせえ、黙れ」と言い放つ。
その後、再び玄関の場面に。山田は「こちら、ご依頼の運転手の住所になります」と、裏にQRコードが記載されているクリーニング店のスタンプカードを手渡す。蛍が「えっ、もう分かったの？はやっ！」と驚くと、「当店は迅速丁寧が売りですから」と元気よく語る山田。続けて、意味深な言い方で「あなたにも妹居たんですね」とぽつり。蛍が「えっ？」とつぶやくと、雀の顔が映される。
瀧本と山本は、ドラマ『Sister』（読売テレビ・日本テレビ系）でW主演を務めて以来の共演。まさに、その『Sister』での共演を彷彿（ほうふつ）とさせるシーンとなった。
今作では毎話において、山田役を演じる“スペシャルゲスト”がさまざまな形で登場する予定となっている。10話以降の“山田役”は、どのような形でストーリーに現れるのだろうか。
