ともさかりえが17年ぶりにドラマ主演を務める同作は、まんきつ氏の自叙伝を実写化。ネタが浮かばなくなった漫画家・きつこ(ともさか)が、弟から「サウナに行って汗をかけ。毒を抜け」という助言を受け、銭湯通いをスタート。マナーにうるさいババア(=ヌシ)らと出会いながら、サウナの先に待つ“水風呂という快楽”を目指し突き進む。
サウナドラマらしく、東京・錦糸町の銭湯「黄金湯」コガネキッチンで行われたイベントでは、第1話の先行上映後にまんきつ氏がサウナ愛を語り、サイン会も行ってファンと触れ合った。
『湯遊ワンダーランド』は、テレビ大阪(関西)で毎週土曜深夜0時55分(初回30分遅れ)、BSテレ東/BSテレ東4Kでは同深夜0時放送。30分×12話。
■まんきつ氏 コメント
――ドラマ化について
本当にドラマになるなんてびっくりしてます。。ここまでは全然「サウナブーム」に乗っかれていなかった。重版もなかなかなかったし、サウナ関連のインタビューにも呼ばれない(笑)。主演のともさかさんは何度かお会いしましたが本当に心遣いのできるやさしい方で、演じていただいて光栄です。ドラマもかなり漫画に寄せてくれている気がします。再現度もすごいです。ただ全然ライト(笑)。一時冗長不安定だったときはアレより酷かった。壁に頭をぶつけて血を流したこともありました。
――サウナについて
いい銭湯ほどヌシがいますね。多分居心地がいいのかも。温浴施設にはメガネを外して行くので誰だかわからず声をかけられることはありませんなのにエゴサをすると行ったことのない「○○湯でまんきつを見た」と目撃情報がある。絶対そっくりな人が一人いるんだと思う。
――銭湯で声をかけられたら?
一時太っていた時は絶対に声を変えられたくないと思っていたが、今は全然かまいません。
――漫画の続編は?
私が限界で連載を辞めました。基本サウナは何にも起きないので(笑)。ネタを探しにサウナをはしごしたこともありました(笑)。当時全然サウナが楽しくなくなった。今はすごく楽しくなってます。書きたいことが溜まったら読み切りで復活するのはいいですね。