お笑いタレントの清水宏(57)、山田邦子(67)、ラサール石井(67)、ぜんじろう(55)が18日、東京・小劇場楽園で「スタンダップコメディ・サマーフェス2023」の初日公演に登場した。
同公演は清水が会長を務める日本スタンダップコメディ協会が主催する今起きていること、日本の社会や世界のことを笑いで突っ込む自由と民主主義のエンタメ。
日替わりで多種多様なゲストを迎える7日間に清水は「控えめに言って全部が見どころ。1つとは言わず、最低2つ3つは見に来てほしい」と力強くアピール。
イベント内のトークパートで昨年の「M―1グランプリ」の審査員を務めた山田は今の芸人について「考えに考えたすごい高度なことをやっている。すごい時代が来てて、私はうらやましいね!」と語り、石井も「われわれのころは勢いと緩急だったからね!」と振り返り会場を盛り上げた。
同協会の副会長を務めるぜんじろうは、終演後の囲み取材で5月に亡くなった師匠の上岡龍太郎さん(享年81)との思い出をについて「語り尽くせないほどある。かっこよくて面白くて、出会えて本当に幸せでした」と語り、「師匠孝行ができてないのが心残りなので、いただいた分をどう返していくかというのが、僕のこれからの人生」と思いを込めた。
公演は同所で23日まで。24日のグランドフィナーレは東京・Flowers Loftで開催。