■“普通の幸せ”への渇望が、3人の女性を狂わせる
同作は、横関大の同名小説を原作にしたスリリングサスペンス。“普通の幸せ”への渇望が、3人の女性を狂わせていく姿を描く。立場も異なり全く接点のなさそうな彼女たちの人生は、ある日、一人の女性の失踪事件をきっかけに思いもよらぬ方向へと進んでいく。
大手アパレル企業で広報を担当している32歳の会社員・日村繭美役を深川が、裕福な家庭に嫁ぎ何不自由ない暮らしを送っている34歳の専業主婦・神野由香里役を前田敦子が、刑事課に配置されたばかりの29歳の新人刑事・熊沢理子役を石井杏奈が演じる。
■深川麻衣、主題歌を絶賛「ドラマの世界観により引き込んでくださる」
Omoinotakeのボーカル・藤井怜央は、主題歌について、「(映像が)すごく曲に合った感じで、エンディングで流れて本当にうれしいです」とコメントし、喜びもひとしおな様子。ベース・福島智朗は、「スリリングなドラマで、ドキドキが止まらない」と第一話の感想を述べた。
ドラム・冨田洋之進は、「世界に引き込まれるというか、気付いたらのめり込んで見入ってしまって、ラストで自分たちの曲がかかった瞬間は非常に感動しました」と熱く感想を語った。
また、歌詞にも物語のヒントが隠されているといい、「物語が進むにつれていろいろな聞こえ方がする言葉がたくさん並んでいると思うので、それも併せて楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。
主題歌が流れる映像を見た深川も、「鳥肌が立ちました。現場でもみんな大絶賛で、菊地健雄監督も直接御礼を伝えたいと仰っていました」とコメント。さらに、「流れてくることでドラマの世界観により引き込んでくださる素晴らしい曲」と絶賛し、チームを代表して感謝を伝えていた。
■リアルな悩みが散りばめられた作品に
深川は、「原作を初めて読んだときの感想」を問われると、「本当に面白くて、ページをめくる手が止まりませんでした。ドラマでは原作と違ったスパイスが織り交ぜられているので、原作を読んだ方も二度楽しんでもらえるような内容になっています」とアピール。
また、「共感できるポイント」について、「3人の女性が出てくるのですが、それぞれの境遇は違うものの、日常が地続きで続いているようなリアルな悩みがたくさん描かれています」と解説。
続けて、「私が演じる繭美も仕事一筋で頑張ってきて、30歳を過ぎたあたりで周りの友達がほとんど結婚してしまって、自分はこのままでいいのかと悩みます。そういう年代ならではの焦りとかもすごく共感できます」と語った。
最後に、第一話を一足先に鑑賞した来場者に向けて、「もし面白いと感じていただけたら、ぜひお友達やご家族に伝えていただけたらとてもうれしいです。早く皆さんの感想が聞きたいので、楽しみにしております」とにこやかに挨拶し、イベントは終了した。