海老名「聖地」閉店の日に…「いきものがかり」2人がサプライズ訪問「たくさんの愛をありがとう」

 「サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らをつなぐ YELL」――。神奈川県央地域出身の人気バンド「いきものがかり」をメジャーデビュー前から応援し続けてきた「新星堂海老名店」が閉店を迎えた14日、メンバー2人がサプライズで来訪した。最終日に“聖地”を訪れていたファンたちは驚きつつ、バンドのヒット曲「YELL」のように門出を祝った。

 この日は開店からファンが参集。午前11時過ぎ、ギターの水野良樹さん(41)とボーカルの吉岡聖恵さん(39)が姿を現し、20年近く特設コーナーを担当してきた店員の鎌田弥代さん(65)ら同店スタッフに「ありがとうございました」と語りかけながら握手を交わした。

 同店前の高架歩道はメジャーデビュー前に路上ライブを行っていた場所。当時の店長が声をかけ、店内で紹介するようになった。メンバーは自分たちの出発点とも言える同店内を懐かしそうに見て回り、サインを書いたりパネルに「たくさんの愛をありがとうございます」と書き込んだりしていた。

 サプライズの来店に、居合わせたファンらは驚きを隠せなかったが、「きよえちゃん、ありがとう」などと感謝を伝えていた。学生時代の仲間たちと訪れた長年のファン(31)は「僕たちファンの思いが詰まった場所。メンバーに会えてうれしい気持ちと、閉店の寂しさが交錯している」と複雑な表情。「ここから新しい一歩を」とメンバーにエールを送っていた。

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