お笑いコンビ、ココリコ田中直樹(51)が2日、都内で、持続可能な漁業のための「遊ぼう!海のエコラベル」キャンペーン記者発表会に出席し、特別授業を行った。
芸能界随一の海洋生物好きで知られ、同キャンペーンを展開する「MSCジャパン」のMSCアンバサダーを務める田中は、「身近な魚が食べられなくなるかもしれないってホント!?」というテーマで授業を行った。
マグロのかぶり物を着用し、「水産資源まも郎」というキャラクターに扮(ふん)し、「50年前と比較して現在生息する海洋生物の割合」「十分に余裕のある水産資源の量の割合」などのデータを提示。「このままの漁の仕方をしていると、近い将来一匹も魚を食べられなくなる可能性もあります。どこかで漁の仕方を考えていかないといけない」と危機感を示した。
危機の改善案として、持続可能な漁業で捕られた水産物に付けられる海のエコラベルの存在を紹介。「着実に増えている。(アンバサダーに就任した)4年前とみなさんの意識、自分の意識が明らかに変わってきている。(ラベル付き)商品が増えている。今日は豪華な芸人さんも集まってくれて楽しく知ってもらえてよかったですね」と手応えを示した。
授業については、「初舞台の時と同じくらいの熱量でがんばりました」と振り返って笑わせた。
お笑いトリオ森三中、ミキ、男性ブランコ、タケトも出席した。