ミュージカル「キング・アーサー」の製作発表会が25日、東京都内で行われ、出演俳優の浦井健治(41)、伊礼彼方(40)、加藤和樹(37)らが登壇した。
英国・ケルト族に発祥するアーサー王の伝説ををフランスの作曲家であるドーヴ・アチア氏がフレンチロックをベースに描いたミュージカル。2016年には宝塚歌劇団月組公演でも上演され、人気を博した。脚本・演出は同作の韓国版でも演出を担い、日本では「デスノート THE MUSICAL」でも演出に携わったオ・ルピナさんが手掛ける。
初の楽曲披露を終えた浦井は「役者としてはやりがいを感じる。体力を付けて、このメンバーだからこそ出せる“音”を出していきたい」と話し、高音を歌いきった加藤は「改めて感情的なメロディーライン。頑張っていきたい」と意気込んだ。
また、ガウェイン役の小林亮太(23)は、舞台「鬼滅の刃」で主人公・炭治郎を演じていたことから、刀から剣に持ち替えてのアクションについて聞かれると「別作品で鬼を退治するために日本の刀を振るっているんですけど、今回は剣。西洋剣術が初めてなので、重みを大事にしたい」と力を込めた。
発表には他に、太田基裕(35)、平間壮一(32)、小南満佑子(26)、宮澤佐江(32)、東山光明(42)、石川禅(58)、安蘭けいも登壇。同ミュージカルは2023年1月12日〜2月5日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。愛知公演は3月4〜5日、刈谷市総合文化センターアイリス大ホールで。