河野太郎デジタル相の答弁きっかけ、国会『スマホ解禁』に動くか 「ゲームやり放題に」「サボる議員出まくる」不安の声

 河野太郎デジタル大臣がスマホを使って答弁しようとして注意されたことを受け、自民党の小泉進次郎元環境相らが29日、スマホの解禁に向けて動きだした。ネット上では不安や疑問の声も上がっている。

 問題となったのは27日の参院予算委員会で、河野大臣がスマホを使って調べながら答弁しようとしたが注意された。この対応が報じられると時代錯誤だとして、ルールに違和感を指摘する声もあがった。

 その2日後の29日、小泉元環境相ら与野党5党の国会議員有志が、国会のデジタル改革を議論する委員会の設置を申し入れると発表。国会でのスマホ使用解禁に向けて動き始めたが、それを不安視する声がネット上で多く上がった。

 X(旧ツイッター)などでは「携帯使えるのは質問者と解答する者に限って」「ショッピングやゲームやり放題の国会になる」「動画見るとかやめろ」「サボる議員出まくる」と適切な使用がされない可能性があるとし、用途を限定したほうがいいとの声が散見された。

 または「会議用で共有タブレット配れば良いのに」「アプリや検索の制限かけたり、検索履歴共有させてリアタイで公表すれば」といった提案や、「それより居眠りを禁止しろ」といった厳しい声もみられた。

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