吉本新喜劇・池乃めだか(79)は3日、史上最年長の79歳での座長公演を終え「ありがたいこと。他にも頑張ってる人がいるのに企画していただいて観劇してます」と感無量の面持ちだった。
6月28日からの座長公演。4日の千秋楽を前にこの日、めだかは79回目の誕生日を迎えた。この回は花月旅館の使用人の役どころ。共演した内場勝則(61)が「セリフも覚えてて、すごい」と脱帽するほど、しっかりした演技を披露した。
めだかは会社員を経て30歳で吉本入り。海原めぐるの芸名を名乗り、海原やすよ(46)、ともこ(50)の父である海原かけるさんとコンビを組んで漫才で芸人人生をスタートした。33歳でコンビ解散し、新喜劇入りした。だが、公称149センチの小柄なところを買われ「半ズボンで黄色い帽子を被って、いつも子役ばかり。毎日辞めることを考えていた」と将来を悲観していた。
転機は、現在新喜劇GMを務める間寛平(72)との出会い。2人の掛け合いで爆笑をさらい、人気者となった。「あれからエエ風が吹いてきた」。気がつけば来年で芸歴50年。「ここまでやってこれるとは思ってなかった」と振り返った。
若い頃は舞台の合間にゴルフの打ちっ放しに行ったことも。「皆で集まって遊園地や動物園にも行った」と笑った。「きょうも2回目の公演が終わったらビリヤードに行くんですよね」と内場から明かされ、目を細めた。
1月に今回の最年長座長公演を打診されてから「ずっと心配してた」と不安だらけだった。ようやく4日で解放される。公演終了後には、2人の娘夫婦と5人の孫、夫人との計11人で誕生パーティーが予定されている。「嫁さんがケーキを作ってくれて」。来年で80歳の傘寿。「よく言われるが、神様が決めること。1日1日を一生懸命にやってれば」。最年長記録更新は間違いなさそうだ。