池上彰が10日放送の「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京系)で、岸田文雄首相に「検討使」と揶揄されていることを直撃した。
岸田首相は国会の答弁の中で「しっかり検討し」というフレーズを多用するため、一部から〝遣唐使〟ならぬ〝検討使〟と呼ばれている。もちろんこれはネガティブな意味で使われている。
池上氏からこのことを聞かれた岸田首相は「私の口癖であるんだと思います。そのように言われていることは十分承知をしております。これは議論を進めていくべきところは、議論を行うんだということを申し上げていること」と主張した。
その上で「ぜひ一つひとつ結果についてもいま積み重ねつつあります。ぜひ議論を進め、結果を出す、結果を示していくことが大事だと思います」と強調。検討だけではなく結果を出しているとアピールした。