この作品は、10月21日(金)より世界同時配信されるもので、2019年にアメリカで製作され、世界中で大きな話題を呼んだ「モダンラブ」の舞台を“現代の東京”に移したオムニバス形式のドラマ。ハリウッド女優のナオミ・スコットが主演を務める作品や、アニメ作品なども展開されており、現代の愛をテーマにした7つの物語が紡がれている。
今回のイベントには、日本を代表する豪華キャスト陣のほか、平栁敦子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督、荻上直子監督、黒沢清監督や、主題歌「Setting Sail 〜モダンラブ・東京〜」を歌うAwesome City Clubのメンバーも集結。ステージでは総勢14名が“さまざまな愛の形”を語り尽くした。
エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」に出演する前田は、“役柄に共感する部分”を聞かれると、「(水川が演じる)真莉の気持ちは痛いくらい経験したことなので懐かしいなと思いながら。(パートナーとの関係について)背景が描かれていないんですけど、当たり前に隣にいて、支え合っていて、当たり前に愛を育んでいて、家族愛が素敵だなと思いました」とコメント。脚本も手掛けた平柳監督は「赤ちゃんがいる現場だったんですけど、2人とも慣れていて。すごく助かりました」と振り返っていた。
また、作品のテーマにちなんで「いま愛していること」を問われた前田は「息子と旅行。ちょこちょこ行っています」と回答。「(温泉に入ると3歳の息子が)『温泉気持ちいいな〜』って言うんですよ。それがかわいくて…」と目を細めていた。
さらに、「犬」と回答したユースケ・サンタマリアからは“犬愛”が爆発。「この世で一番好きなんです。以前飼っていた犬のことを考えると苦しくなるくらい。自宅の周りで飼っている方も多く、散歩している方を見ると1匹、1匹に目がいっちゃう。全ての犬がかわいい。スーパーの前で飼い主を待っているワンちゃんがいると、ず〜っと横に寄り添っている。そして、怪しまれるから、飼い主が戻ってくる前に立ち去る(笑)」と、自身の日常を明かして、会場から笑いを誘っていた。
取材・文/平井あゆみ