北大路欣也(80)が俳優木村拓哉(50)が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「風間公親−教場0−」(月曜午後9時)の最終回となる19日放送の第11話にと出演することが12日放送の第10話で判明した。放送時間も午後10時9分まで拡大される。
最終回では、新垣結衣演じる隼田が再び風間のバディとなり、風間が警察学校の教官になった理由が明らかになる。
木村と北大路のドラマドラマ共演は約8年ぶり。木村が主演を務めた07年のTBS系「華麗なる一族」で、因縁の親子役での共演で、強烈な印象を残した。その8年後に木村主演のテレビ朝日系ドラマ「アイムホーム」(15年)で再び共演。森カンナも登場する。
最終回となる第11話で北大路は、盲目の有機化学者で大学教授の清家総一郎(せいけ・そういちろう)を、森は総一郎の娘・甘木紗季(あまぎ・さき)をそれぞれ演じる。大学教授の総一郎は、2年前に実験中の事故で劇薬を浴びて失明し、今は半ば引退している状態。妻に先立たれて、大きな2階建ての邸宅に1人暮らしをしている。
そんな中、娘の紗季の夫・甘木保則(あまぎ・やすのり/馬場徹)が総一郎の家で背中に千枚通しを刺されて死んでいるのが見つかる。15年前に千枚通しで人を殺した十崎波琉(とざき・はる/森山未來)は、風間によって逮捕されたが、3カ月前に出所し、風間と遠野章宏(とおの・あきひろ/北村匠海)を千枚通しで襲って逃走。
逃走している最中にも十崎の犯行は止まらず、一刻も早く十崎を捕まえたい県警捜査一課。今回の総一郎の家で起きた事件も凶器に千枚通しが使われていることから、十崎の犯行が疑われていた。風間は、十崎を捕まえるために専従捜査チームに志願して再び風間のバディとして戻ってきた隼田聖子(はやた・せいこ/新垣結衣)と、この事件を捜査する。